雑感コラム2013年9月


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□コラム更新記録

   ・9/2 決断し行動する女性たち   ・9/14 秋の様相   ・9/21 最終コーナー   ・9/28 世界を変える

世界を変える

2013年9月28日(土)


  先日の台風が去ったあと、京阪神は晴れのお天気が続いている。今日も朝からよく晴れている。秋分がすぎ、九月も残りわずか。今月は何かと慌ただしくすぎ、気がつけば“日めくり”は四日でとまったまま。それぞれの日を確認しながら、まとめて引きぬいた。残る枚数も少なくなってきた。


 先週書いたように、今年も残り三ヶ月、来年も視野に人生の新しい選択をする人が身の回りに重なる。開店15年にして9月末で業態を変える女性経営者、店舗の移転を決め10月の新開店の準備に入った経営者兄弟、伝統工芸の職人から介護の世界に入り専門性を磨いてきて、来年春、心機一転を図ろうとするミドル男性。


 ある節目で自分の世界を変える。慣れ親しみ安心安定した状況からあえて、不安定さ作り出す。そういう欲求にかられる人はそれを実践した方がいい。しばらくまた試行錯誤を重ねるが、それによって自身のキャパシティーが広がる。人によっては、安定した状況で一つ一つ積み上げるほうが性に合っている人もいる。それはそれでよし。


 性に合わないのに、人をまねたら無理をきたす。知識や技能といった類なら、ピンとこなくても、人をまねて学ぶとむしろ知の奥行き、広がりが出てさいわいですが、生き方については自分の内なる声に従うのが肝要。そうでなければ、いずれ、「こんなはずじゃなかった」となり、精神衛生上よくない。


 この空きから来年にかけて自分の世界を変えていく友人、知人たち。不安定な先に新しい境地をまた見い出すこと間違いなし。個人的な経験からも、先人たちの言い伝えからも、それは言い切れる。彼らの前途に祝福。




最終コーナー

2013年9月21日(土)


  今日も秋晴れ。台風の後、晴天が続き、十五夜の満月も雲一つない夜空に輝いた。明後日は秋分。ようやく秋の到来。日もずいぶん短くなった。12月の冬至にかけて、当年の最終コーナー入り。今年も残り三ヶ月。


 わずか三ヶ月。そう考えると、来年を視野に入れるのも遅いくらい。当年のこの最終コーナーが新しい年にどうつながっていくか。むこう三ヶ月の状況や展開に目を配せしておきたい。


 同時に当年のこれまでの流れ、展開をふり返っておく。年初に予定し想定したことと、どう違っているか、合っているか。そして9ヶ月のその流れはここに至り、どういう状況となって、むこう3ヶ月の予定になっているのか


 いま現在決まっている予定と今後現れそうな新しい予定を想定する。そんなこんな経過を頭の思い描くと、なんとなく、新しい年の状況が漠然と浮かんでくる。


 酷暑で朦朧としていた頭にも涼風がそよぎ、あれこれ思考をめぐらすにはよい季節。来年を視野に、むこう三ヶ月、身の回りの展開をつぶさに観察し、感じ考えて、仮にでも早々に来年の計を立てる。こういう一連の作業が、未来を少し引き寄せる術。




秋の様相

2013年9月14日(土)


 いやはや、夏に戻ったような暑さで少々うんざり。19日は中秋の名月、この週末雨が降り、涼しくなるというから、秋めいた夜空のすっきりした満月を臨めるか。7日から出かけたチェジュではコスモスが車道のわきを飾っていた。12日打合せの帰り道に通った京都梨木神社では萩が咲き始めていた。暑くても、少しずつ秋の様相。

 「様相」と書いて、はたっと思った、意味はあっているかしらと。辞書を開く。なんと、難しいことが書いてあるではありませんか、そこには。

 『@有様。状態。「深刻な―を呈する」、A〔哲〕(modality) 可能的であるか、現実的であるか、必然的であるかという見地から見た事物のあり方。カントは判断をこの見地から蓋然的・実然的・必然的に分け、その根底にある思考形式として可能性・現実性・必然性という様相の範疇を考えた』

 秋の可能性、現実性、必然性。あまり深く考えずに使っている言葉に、深い意味があることを、調べてみてわかる。いつからか、企画のコンセプトを考える時、言葉の意味を調べるようになった。経営戦略に関するセミナーを企画してほしいと頼まれた時などは、そもそも経営とは、戦略とは、はたまた経とは営とは、戦とは略とはなんぞや。

 こういう時、パソコンに入っている辞書ソフトだけでなく、『常用字解』(白川静 平凡社)を手にする。分厚い『新潮日本語漢字辞典』も重宝する。言葉の原点や成りたちを読むうちに、頭にスイッチが入り、思考がめぐる。言葉の原始が現代の社会の中にもたらす意味、そういうことを考えていくと着想がわく。

 それはさておき、実りをもたらす秋の可能性、愁いを運ぶ秋の現実性、四季をめぐらす秋の必然性。その他もろもろの秋の様相を愉しみましょう、秋本番はこれから。




決断し行動する女性たち

2013年9月2日(月)


 8月が終り、9月の始まり。先週末から雨模様で今日から週末にかけても同じような予報。週末から旧盆の用事でチェジュへ行く。台風に合わないことを願うばかり。中秋に入るのはこの5日、満月は19日。いよいよ秋の到来。


 秋の到来ということは、今年も残りわずかということ。新しい年を視野に自らに変化を起こす人がいる。15年続けた業のあり方を9月末を節目に転換させる。決断までには相当の葛藤があったに違いない。それを超えて今は清々しい表情。


 時代は変わる。人の意識が変わる。行動様式が変わる。変わらず変わってきた世の中。そのなかでどう生きるか。考え、悩み、葛藤して、苦しくても、決断を誰かにまかせるわけにはいかない。


 だから未来が拓く。数日前電話をよこした友人がまさにそう。40分も電話で話していた。大きな決断をし、動いてはや3年。新しい世界が広がりつつあるのがひしひしと伝わる。


 このいずれも女性であるというのが、象徴的。よく引用するコラムどおり。いわく、『男性の生産性のピークは30代、女性は45才から65才』。女性は自分の意を持ち続け、人生の後半にきて、事を起こす度合い多し?


 彼女たちそれぞれが築く自分の世界。人生をクリエイトする姿。本人たちの中では常に葛藤はつきまとうことは承知しつつ、だからまた精神を強くし、果敢なたたかいに人が引き寄せられる。陰ながらエール。



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