LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年7月2日(火) 日常を超える日和
−中井久夫『
最終講義』−
2025年7月2日 もっとも戒めるべき「治療者の意地」
2025年6月30日(月) 晴れ
27日来晴れが続く。30℃を超える気温ながら風があったからまだしのげた。6月中に夏バテしそうな今年の天気、暑さはこれから本番、確実に2か月続くと思うと気が遠くなる。とにかく細目に休息をとろう。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(2)
『PAの軸と訓』 F
PAに限らず、どんな仕事でもいちばん気にとめないといけないのは、「狎れない」ではないか。
「狎れ」というのは、礼を欠くほど馴れ馴れしいという意味。2005年だったか、レジメづくりの際に辞書をひいていて見つけた。
すごく大事なことだと直感した。自分の仕事にとっては特にそうだと直覚した。レジメの中にもいれた。
PAのクライアントとの関係性は、「顧客」を超え、長く親しく、信頼関係が続く友人の面もある。
といって「顧客」が消えるわけではないので、相手に慣れはしても、狎れてはいけない。
親しさから、いつのまにか緊張感がうすくなり、微妙な変化などに気づきにくくなる可能性がある。
「狎れ」を知っても、目の前のことに追われたり、気を緩めていると、どこか緩慢さが腰をすえる。
何かの節目にはっと気づき、自分にダメ押しをする。なんとか「狎れ」の手前でくい止める。
5年前に、『難しいことはそれが易しいうちに手を下し、大きなことはそれが小さいうちにしてしまう』(老子)も知った。
『天下の困難は易しいことから起こり、天下の大事は小さなことから起こる』。シンプルに大切なことを「老子」が説く。
『真に貴重な情報は〈流れの変化〉にある』と説くのはフランスの数学者、同じようなことを「孫子」も説いていた。
そこで第四の訓は、「自他ともに狎れず、ものごとの微かな変化に気をむける」としてはどうか。
いや、もう少し考える必要があるか。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(