仕事歴:2007-2008年3月


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2019年4月10日(水)追記


初期(2007〜2009年)『プロ講師になろう塾』の後日談


 クレオ大阪主催の『プロ講師になろう塾』はこの年度が最初でした。塾は今も続いていますが、講師の打診をうけて、打ち合わせをした時の担当の方のお話が印象に残りました。

 まず、なるほどと感心したのは、女性たちは今、習う側から教える側になろうとしていると言われた。そういった相談が増えてきて、この塾の企画になったらしい。

 そしてもう一つ。いろいろなところでセミナーはたくさんやっていますが、男女共同参画センターのものを受講する人たちは、上から目線のスパルタ式のものは、〈引く〉というのです。自分のモデルになるような講師を望む、とのこと。

 個人的な考えとして、「講師」は手段ですから、内容的にはまず業そのものの魅力を徹底的に考え、その上でセミナー案をまとめるカリキュラムを提案したのでした。それは今もかわりません。

 やる側も受講する側も、それまで他でなかったセミナーですから、おそるおそる。でも、ふたを開けてびっくり、定員の倍以上の応募があり、多種多様な専門性をそなえた集まりました。

 主催者側の読みがあたったわけですが、講師としても俄然チカラが入り、また時間数も長かったので、受講者からは後に「あんなハードな塾だとは思いませんでした、でも、あの塾が今につながっています」との声。

 ところで、開講前の打ち合わせの時に、受講者はモデルを求めていると聞いていましたが、そのことはすっかり忘れていました。でもある日、自分自身がモデルに映っているらしいと気づくのです。

 帰りの電車が一緒になった受講者の方。わたしを見つけて、「わぁ、うれしい、先生を独り占めできる!」。これはまったく思いもよらない反応で、そんな風に思ってもらっているのかとわが身をふり返りました。

 それがきっかけで、わたし自身への誡め、講師を飛躍の足がかりにしようとするみなさんへのエールとして、『師的に、詩的に、詩的に!』を、魅力的に映るとはどういうことか、その考えを、今も時々伝えています。