LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年12月10日(水) 相手への創作活動
−『
易経』音読のためし−
2025年12月10日 55.豊 「充足の中の悲哀」
2025年12月8日(月) 晴時々曇
土曜も昨日も晴れて暖かだった。こういう時に大掃除をすればいいのだろうけど、日が短いから、使える時間も短い。簡単に済ませてよしとする。ちなみに日の入り時間は今週11日の木曜から反転して、遅くなり始はじめる。
―おさらい独習 「六十四卦」― 9.小畜
「しょうちく」、畜は、とどめる、たくわえる、やしなうこと。小なる者が大なる者をとどめようとする。
解説に、「小が大をとどめるには、それなりの方法がなければならない。いたずれに張り合って破滅する」。
そこで、現代に生きる者として身近にひきよせて考えるところ、
(事象) 守備固め。乗り越えたい相手がいる、実現させたいプランがある、ただし能力も人格も未熟を自覚
(心得) 「下から頼られ、上から一目おかれ、人に慕われる人物になるよう文化的素養を身につけ、教養をつむ」
(構え)
一、現在の持ち場で務めを果たす。はやる気持ちを今はおさえて、素直にやるべきことをやる
二、仲間にも同調を働きかける。全体の調和を重んじて、協調・協力し合う
三、協力関係にヒビが入る。勇み足をおさえられず、独断専行して、信用失墜する
四、誠心誠意でのぞむ。誤った言動を自戒し、上の理解を得て、事なきを得る
五、誠意をもって協働する。仲間や関係者を協力して働き、利益を得て、その利益を皆と分かつ
六、目的を果たし良しをする。努力の甲斐あって、やりたいことも実現したことに満足して、その先を望まない
以上、「小畜」のおさらい。今回頭に浮かんだのは、10年前に松原の創業塾で話したこと。
一般に「攻守」というけれど、「守」が先ではないかと。自分の守りたいものの究極のために、攻めることになる。
その「攻める」も必ずしも面とむかって闘うばかりでない。むしろそれは一番最後ではないか。
まず、相手を「避ける」、相手から「離れる」。そして、相手が変るように、「仕向ける」、「状況をつくる」。
それでダメなら、正面切って闘う。その方向にも2つあり。「相手を上回る力をつける」、「相手の非、弱点、短所をつく」。
そこで、「守攻」ともに欠かせないのがインプットとアウトプット。知的装備と言語・非言語によるコミュニケーション能力。
これらの概念を図にして皆さんに話した。どうやらこのおさらい、二重でおさらにになっているというか、元は一つというか…。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(