LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年4月26日(土) 「反復と増殖」
−『
最終講義』中井久夫−
2025年4月26日 ファシリティ、アメニティ
2025年4月24日(木) 曇から晴
今日は晴れの予報、気温は23℃前後、昨日雨だったから陽が照ると蒸し暑くなりそう。すっかり日の出時間もはやくなり、5時には明るい。大型連休も間近、ひとごとだけど。
― 「印象」は未来の予告か
「閃き」は『転ばぬ先の杖』か− (1)
『直感から直観へのリレー』 D
いつか仕事で会った人が、いろいろ話したあとに、「わたし、運がいいんです」。自分でそう言う人はめずらしい。どういう風に運がいいのか尋ねると、例えば籤によく当たるとか。
運がいい分、欲張らないようにしている、誰にでも丁寧に接するようにしていると言う。あまり他人に言わないことを今日は公表していますよ、という表情を浮かべながら話してくれた。
しみじみ、聞いてみないとわからないものだなぁと思った。実際に〈運がいい〉人はいるに違いない。それを口にすると逃げてしまうようで、普段は内に秘めている。そういう人が少なからずいるかもしれない。
そう想像すると、何となく愉快な気分になった。なぜだろう。豊かさを感じるからだろうか。人それぞれに潜在する多様性、個性の中の多様性、そして多様多種の想い、心の働きなど等。
ところで、自分は〈運がいい〉か? わるくはないが、籤に当たったことはあまりないし、特別「いい」とは言いがたい。少し考えて…、そう、運がいいとは言えないけど、不運に遭わないとは言える。
〈運がいい〉のは天の思し召しのような…、不運に遭わないのは自身の為す業のような。
ずいぶん前、同業の集まりでたまたま知り合った人が最近不運に遭ったと話し出した。コンサルした〈一見さん〉の会社から報酬をちゃんと得られなかったという。経緯を聞きながら、“それは、自分から蒔いた種だ…”と感じた。
最初の出会い、受託のやりとりなどから、容易に想像できた。感じたことをチラッと口にしてしまった。すると、えっ、何が、どこが?という風に返された。あぁ、わからないのか…。それなら言ってもはじまらない。
この時のことを思い出して、〈運がいい〉わけではないが、不運は遠ざけてきたかな、と。自分側の「印象」の大半は、ひょっとすると、不運を回避しうる直観によるものかもしれない。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(