LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年9月12日(金) 「哲学カフェ」のほうが
−『
易経』概要&繋辞−
2025年9月13日 5需 「隠忍自重」
2025年9月12日(金) 晴から曇
朝のうちはよく晴れていた。空気が澄んでいたのか、青空が冴えていた。ただ昨日につづき天気は不安定の予報。季節の変わり目といいたいけど、来週はjまた猛暑予報。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(5)
『究めれば そこが 天職』2 知的資源(続)
10年ほど前のあるセミナーで受講者の一人に、もう少し多様な学びが必要だと苦言を呈したことがある。
すると、もう十分学んできた、まだ学べと言うんですかと反発された。自分ならではの仕事で未来を拓こうとする人がそう言うんなら仕方ない。
この様子をみて他の受講者の一人が、“わたしは学ぶことが上手なのかもしれない…”と感じたらしい。追って話してくれた。
「わたしなら、言ってもらって、ありがたいことだなぁと感じたと思います。なんたってまだ若いし、足りないことだらけだと思うし…」。
そう言えることに感心、たしかに学ぶことが上手の人だろうと思った。話を聞いていると、ちょっとしたきっかけを逃さしていないし。
何げない出来事に自分が反応する、あるいは、人からの働きかけに乗る。日常の生活や仕事での一コマだが、これが侮れない。
そういったことから自分なりの学びが始まることが多い。特に人からのちょっとした働きかけが、のとのち大きな糧になることがある。
個人的な経験からいえば、事務所開設以降に知り合った人たちの小さな〈勧め〉が、今にいたる知の系譜をつくった、それは確実。l
彼らの最初の勧めがなければ、『読書をする』にまとめている本たちを読むことは絶対なかったろうと断言できる。
「知識はぬすまれる 感覚はぬすまれない」というキャッチコピーはよくいったもの。「知性のむこうに感性がある」と言ったのは恩師。
茶道であれ、読書であれ、やはり普遍的なものへの畏敬、それを教養というのかもしれない。
その教養が栄養または水となり、専門は同じでも自分ならではのではの花を咲かせられる。そういえるのではないか。
何らかの専門性を備えたとして、そこに掛け合わせる普遍的なテーマ。そういうものを早くみつけると足腰丈夫に仕事できそう。
でもそれ以上に、精神的安定につながる。普遍的なテーマにのぞむと、自分は、何様でもないけど何者かではある、と覚るから。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(