LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年10月20日(月) どこかでだれかも
−『
易経』概要&繋辞−
2025年10月20日 23剥 「しのびよる危機」
2025年10月17日(金) 秋晴れ
今日はすっきり晴れている。気温は28℃まで上がる予報だが、カラッとしている。夏寄りの気温も明日までとのことで、このタイミングしか着られないトレーナー地七分袖のアウターを着てきた。今季はこの一回になりそう。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(結び)
余談3 環境要因の大きな2つ
パーソナリティーはその人の性格や考え方、行動のくせを指す。生活文化ならぬ、「個人文化」とも言えるかもしれない。
パーソナリティは遺伝的要因50%と環境的要因50%の相互作用と『心理学大図鑑』に説明してあった。
この「相互作用」というのが計り知れない。でも象徴的なことは次第にわかってくる。他者との交流が増えるほど見えてくる。
女性たちの過去から現在、現在から未来の想いを聴いてきた。今もそれは続いているが、大きく2つ、自分に無いことを気づいた。
一つの親の干渉、もう一つは「女の子なんだから…」という言われ方。この2つがなかったのは大きいのではないか。
父は、すぐ下の弟には医学部、わたしは薬学部へ行かせると言っていた。女の子だから勉強しなくていいとか、言われた記憶はない。
妹が三人いるけど、そもそも、「女の子だから」とうフレーズを家の中で聞いた記憶がない。
一番下の弟が生まれて4ヶ月後に父は逝った。母は子供6人を抱え、お手上げだった。でもこの6人の多さがよかったのかもしれない。
中井久夫先生が著書できょうだいが5人以上になると、きょうだいどうしの相互作用の方が、両親とよりも重要になってくると書いてあった。
実際そうだったから、ワケがわかった気がした。今もきょうだいで飲みにいくというと、感心する人が多い。
ともあれ、親との葛藤や軋轢を抱えずに済んだのは「個人文化」の形成に目にみえない大きな影響を与えた。
「女の子だから」と枠にはめられずに済んだのも、これはかなり「立ち振る舞い」に出ているよう。
事務所をもって間もない頃、訪ねたきた男性来客とのやりとりを見ていた当時の友人が、「リーさんは男性でも対等ですね」と言われた。
どういう意味か咄嗟にはわからなかった。これを始まりに、これまで何度となく同じようなことを別な人たちから言われた。
今となると、自分の持って生まれた質もある程度はわかってくる。かなり「強情」で「傲慢」でもあると思う。
それが親の干渉やら、妙な枠にはめられたとしたら、“たぶんメンタルをやられただろうなぁ…”、別なライフストーリーが見えてくる。
父には申し訳ないが、いや、あの世でずっと見守ってくれているおかげか、環境的要因は遺伝的要因にうまく作用したのはよかった。
こう自分なりに納得しているが、ひょっとすると、自分の都合のよいように考えているのかもしれない。
先の『心理学大図鑑』によれば、現代の有力説では、パーソナリティは変えられないらしい。その上で続く次の説明に適っているのかも。
「自分のパーソナリティを正しくとらえることで自分や社会とうまく折り合いをつけて生きていく方法を考えるのが適切なアプローチ」。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(