LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年7月14日(月) 小林秀雄『本居宣長』
−中井久夫『
最終講義』−
2025年7月14日 あとがき・「家族類似性」
2025年7月14日(月) 晴から雨へ
朝一番は気持ちのよい夏の青空だったが、午後からは荒れる予報。各地の急な激しい雨のニュースは他人事でない。まだ何度心配しないといけないのか今年の夏の気象。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(2)
『PAの軸と訓』 11
PAの軸と訓、ここでまとめよう。PAの軸(守るべき究極)は「クライアントからの、クライアントへの信頼」
訓の一、「志を同じくする人と自然に出会えるよう、孤軍奮闘にめげず、自分磨きにつとめる」。
その二、「押しつけず、押し売らず、推し量る」
その三、『毎日1時間は、休養と教養のために使う』
その四、「自他ともに狎れず、〈微細な変化〉に気をくばり、呼応・適応する」
その五、「踏みこまず時に踏みこみ、立ちいらず時に立ちいり、顧客とコミュニケートする」
今あらためて「訓」を『常用字解』(白川静)で調べた。古代中国で土地の霊を安らかにするためにお祓いのことば(言霊)を述べた。
「土地の祭祀のとき、神に唱えることばを訓といった。のちに〈おしえる、みちびく、いましめ〉の意味となり…」。
訓は自分を教える言霊。人間は忘れる生きもの、だから生きていられるということもある。ただ大切なことも忘れがちになる。
あえて言葉にして、目にみえるようにして、意識にのぼらせることは、 『転ばぬ先の杖』、危機管理にもなる。
PA一般の訓として今回考えてみた。一つのひな型にはなるのではないか。あなたのPAの軸と訓を考えるきっかけに。
わたしには、すでにわたしの軸と訓がある。ある節目で更新してきている。そのつど少し仰々しく書いてファイルし、時々みる。
他にも貴重な言葉は書いて、みる。事務所を開設した時から自然にそうするようになった。
その数もかなりになった。その内の究極のものは別途小さなものに書き写して、スマホや手帳のボケットに入れている。
スキマ時間にみる。自然に背筋がのびる、ゆるんだ目も少し引き締まる。ほどほどの緊張感にヒラメキも湧いたりする。
経験的にも、訓は自分をおしえる、みちびく言霊にちがいない。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(