LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年8月12日(火) 50年かかる?SNS適切利用
−『
易経』概要&繋辞−
2025年8月12日 易の言葉は人生の指針
2025年8月11日(月) 雨
九州では大雨で大きな被害が出ている。この時期ではめずらしいのではないか、まるで梅雨末期のよう。大阪も雨は雨。気温は30℃前後でカラダがラク、雨の後はまた猛暑が戻るけど。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(3)
実践の象徴 4 面談・面接(イメージ)
面談・面接中にノートをとらず、相手の話に集中していると、しだいに何となく相手の世界観が浮かんできたりする。
相手にふさわしい世界だったり、漠然とした将来像だったり、あくまでも、何となくイメージできてくる。
「見えるんでしょうね…」と直接言われたことがある。そう噂されていると人づてに聞いたこともある。
でも特別な能力でもなんでもない。面接者の側のPAが相手と直接会っていて、真剣に話を聴いていれば、見えてくる。
話の内容だけでなく、話す様子なども含めて、視覚、聴覚がフル稼働し、自分の中のデータベースを参照して、見えてくるものがある。
だから、面談中にはノートをとらないわけだけど、この何となく見えてくる、それを人に伝えるのは難しい。
もし、それを「アンテナ感覚」といってもいいなら、否、いえると思うから、前回紹介した『精神医学的面接』の表現に目を瞠った。
「アンテナ感覚とは関与している対人関係の近未来の可能性に対する感覚だ」。さらに、
「アンテナ感覚の対象は明瞭な言語化になじまず、感覚の洗練も言語では伝達できない」。
相手の「近未来の可能性」、それ。その可能性を的確に言語化することは難しいかもしれない。でも象徴する言葉は持ち合わせい。
象徴的なことでも相手へ伝えれば、「近未来の可能性」への突破口となり得る、相手の発奮材料になる。
PAに限らず言語化のセンス、スキルは大事だが、さらに磨きをかける必要がある。あらためて肝に銘じよう。
そして、面談・面接のその時間と空間に潜在する可能性に目をむけよう。相手のよりよい未来を創造するかもしれないのだから。

−Personal Assistant for You LEE'S−
*
2024年3月27日(