LEE'S リーズ
- 「先を読む」のために -
「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。
年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。
巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
2024年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉
・2024年10月29日(火) 電車内で化粧する女性
−『
数学する人生 岡潔』−
2024年10月29日 3-1 光明、無明
2024年10月28日(月) 雨・曇
夜中から雨がふり、今朝もパラパラ。今日だけでなく今週はずっとすっきりしないお天気のよう。予報ではまだ夏日の日があるようで、最高気温が10℃台になるのは来週火曜日からのよう。7日は立冬。
― どのようなPAか ケース1(続) ―
1年が過ぎた頃、会社設立の案内状が届いた。会ったのはグループセッションの一度きりだったけど、コンペの受賞パーティーでどこの誰かがはっきりわかったので、サイトで住所を調べて送ってくれたようだった。
開業や法人化の案内はちょくちょくもらう。それにはカードや手紙でエールを贈ってきた。この時はには、すでに愛用していた「榛原」の蛇腹式のレターセットに筆書きで送った。
すると宛先不明で戻ってきた。案内状の住所に間違いないのに…。仕方ない、スキャンし、理由をあわせて先方へメールした。返信には感激とお礼の言葉が綴られていた。ぜひ現物をいただきたいということで、当所を訪ねる話になり、日時が決まった。
当日は予定時間より早めに準備して待機していた。しかし時間になっても音沙汰なし。15分、30分、45分が過ぎた頃には、“これは忘れているなぁ…”、お茶の準備やら何やらを片づけた。
夕方帰る間際にとりあえず先方へメールをいれた。「お待ちしていましたが、ご多忙だったのでしょうね」。
先方の住所は帰り道を少し遠回りすれば着くので、現物はポストに投函するつもりで持って出た、「近いから郵便受けに入れておきます」というメモを添えて。
帰り道の途中で電話が入った。あわてた様子だった。予定はスマホで管理しているらしいが、さて、どういう風になっていたのか。ともあれ、「またの機会に」ということで電話をきった。その足で現物を届けにいった。
先方の事務所は大きなビルの中だったから、1階や地階に郵便受けが並んでいるはず。管理室で聞けば、すぐわかるとふんでいた。実際そうなっていて、管理室へいって案内してもらったが、会社名の郵便受けがない。管理室の人も、「無いですね…」。
これまた仕方ない、そのまま持って帰った。ひょっとすると先方から何か追加のリアクションがあるかもしれないと考えて、事務所の片隅に一式を置いていた。でもそれはなかった。ずっと置いたままにしていたが、今の事務所へ引っ越す時に解いた。
おそらく先方にとっては意味あることではなかった。ただ、自分自身の個人的な経験からも、うんと時間が経ってみないと、意味を認識できないこともある。10代の頃にかよった塾の意味を本当に認識できたのは独立してからだった。
このケース1の物語はまだ終わっていないのかもしれないが、今のところは、「こちらが想うほど相手は想っていなにもの」の範疇。単に縁がない、住む世界がちがう、という世の常のこと。ただ、まだ続きあり。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(