LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年5月16日(金) ささいな不調でも
−『
最終講義』中井久夫−
2025年5月16日 熟練者の勘どころ
2025年5月16日(金) 曇のち雨
今日は午後から雨の予報。昨日から少しムシっとする。明日あさってにかけて荒れ模様の予報。「梅雨の走りのような」とは、ちょっとはやい。
― 「印象」は未来の予告か
「閃き」は『転ばぬ先の杖』か− (3)
『気配、雰囲気』 B
先月だったか、新聞に載った研究成果は目をひいた。受精時の気候の寒暖がのちに肥満リスクと関係するという。
東洋医学の基礎部分では、どの季節に生まれたかによって体質をわけている。理にかなっているわけか。
トマトにはリコピンと同じ効用の「エスクレオサイドA」という栄養素があると最近わかったらしい。透明なので認知されにくかったとか。
生まれる前の環境が自分のカラダに影響していたり、見えないけどよく働いている栄養素があったり。
宇宙の物質は4%しかわかっていないというし、この世は見えていないものだらけと言ってよさそう。
気配や雰囲気というのは、はっきりとは目にみないけど、見えているように感じならなおさら、スルーしてはいけない。
今でははっきりそう考える。でもずっと以前から、それらを拠りどころにしていた気がする。
スルーしてしまうと、あとで”しまった…”。仕事上で過去に2度ある。もう少しあったはずだけど、印象にのこるのが、2つ。
以来、特に仕事では注意する。感じたものを、“これはどういうことだろう…”などと吟味する。そして次を考える。
ある時は自分にお祓いをした。仕事で初めて会った相手だったが、なんというか、邪気を感じてしまった。
こちらの問題としてそう感じたということ。そのまま事務所に帰るのも、帰宅するのも、ダメな感じがした。
ひとつ閃いた。ちょっと遠回りにはなるけど、近い距離に神社がある。そこへ寄り、入りはせず、鳥居の前に立った。
どこでも手を合わせるものじゃないと親から教えられている、だからご挨拶程度に軽く手を合わせ、礼をした。
これだけでいい、個人的な気のものだから、一つの方便として
自分なりの儀式。気がはれた。
ところで、今朝よんだ『最終講義』に、「勘所をおさえた配慮」という言葉あった。
熟練者は「あれこれ勘どころをおさえた配慮」によって、事をうまく運んでいる、それも当人はあまり意識することなく。
「勘どころ」。さてその手前には、「気配」や「雰囲気」の察知があるのではないか。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(