LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年11月7日(金)立冬 街で交差する同類
−『
易経』音読のためし−
2025年11月7日 35晋 「旭日昇天」
2025年11月4日(火) 晴から曇
昨日木枯らし一号が吹いたそうな。そのわりにはそんなに寒くなかった。今朝は10℃台の気温でさすがにひんやり。昨日完全に衣替え。
―新しい「ためし」―
前回書いたように、時間も限られてきたので、学びの相乗効果を図りたい。本の音読して、考えて、書いてまとめる流れをつくろうかと。
いま読んでいるのは『易経』、ふらっと寄った古書店でたまたま見つけて買った新書サイズの本。
たぶんこの本がよかった。翻訳監修者たちのスタンスがしっくり合った。たとえば、「解題」の初めに書かれている以下。
易経は神聖な経典でもなければ、神秘を説く奇書でもない。読む人ひとりひとりに、自分の頭で考えることを教える書物である。
易経の言葉は一つのヒントである。人はそのヒントから自由に連想を働かせて自分の持っている問題を考えねばならない。
そうしてはじめて易経を現代に生かすことができるのである。
さらに次の箇所がふるっている。良い本にあたったと感じた。安心して読み進められる気になった。
易経の解釈は、時代の要請に従ってさまざまに変化してきた。これからも変化するであろう。
易経は本質的にさまざまな解釈を許すものだからである。われわれもまた現代に生きるものとして、われわれなりのに解釈する自由がある。
何らかの権威にすがることで満足する者は、易経を現代に生かすことはできない。
本の冒頭にこのようなメッセージがあったので、六十四卦まで読むことになったのだと思う。
「解題」と「繋辞上伝」「繋辞下伝」は音読し終えた時に、自分なりに大事とおもう箇所はノートした。
六十四卦はほぼ半分読み終えたところだが、残り半分を読みながら、読み終えたものをここで見直そうと思う。
たしかに「ヒント」たくさんある気がするから。このessais(ためし)の新しい「ためし」にしようかと。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(