LEE'S リーズ
- 「先を読む」のために -
「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。
年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。
巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
2024年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉
・2025年1月7日(火) 芸術的センスはないけれど
−『
数学する人生 岡潔』−
2025年1月7日 3-3 キーをたたくこと
2025年1月8日(水) 晴れ
今日もまずまずのお天気、ただし冷え込んでいる。金曜にかけて京阪神でも雪がふる予報。すっかり日常にもどっているけど、正月もまだ8日。明日から「戎さん」だし、3連休になるし、もう少しお放月気分でも許される?
― どのようなPAか (3) ―
『見える仕事の見えない働き』C 奉仕すること(続)
10年ほど前になるが、ある交流会でたまたま居合わせた人が自己紹介の中で、「仕事とはいえ、ながながと聴いてられませんからね」と言って、カウンセラーを仕事にしようと考えたけど休止中だと話した。
“そういう人がそういう仕事を目指すのはダメじゃないか…”。とっさに口に出かけたが、おさえた。それにしても、なぜカウンセラーを目指したのだろう。そこが不思議だった。
最初の事務所の時はいろいろな人が訪ねてきた。わけのわからない業で事務所まで構えた女性がいると、興味をひいたようでもあった。知人がその知人を呼んで、一緒に、または単独でやってきた。
ある日おとずれたのは起業してまもない男性だった。メディア関連のその事業はけっこう注目を持たれていた。当所にやってきた目的は特になさそうで、単に「人となり」を見にきたんだろうという程度で迎えた。
実際おたがいの仕事のことや、なぜその仕事なのかとか、たがいの問意識や想いなどを話し始めた。ただ、そのうち気づいてきた、相手は自分の話を、いたってプライベートな話も一生懸命するけど、こちらが話しだすと、顔の表情が「うわの空」。ひょっとして、聴いてない?
1時間、2時間、3時間、…。さすがに4時間目に入る頃には、いつ帰るのだろうと頭をよぎり始めた。でもこれは、『Helping Interview 援助する面接』(アルフレット・ベンジャミン 1990年)かもしれないと、状況を読んだ。
「パーソナル・アシスタント」の一つの役割に「聴く」があると考えていた。だから図書館で『Helping Interview』を見つけた時には、うまく言い当ててもらった気がして、買って読んだのはこの1年ほど前のことだった。
聴いた時間は結果的に5時間をすぎた。それとなくこちらが時間を指したから、先方は帰っていったが、そうでなかったから、もっと居たかもしれない。ヘルピングになったかどうかはわからない。でも、よく話せてすこしスッキリした、ということにはなったろう。
翌日だったか、知人の経営者の人と話していて、「昨日は5時間も話していった人がいて…」と軽く話題にしたら、「えっ?! それは料金をとらないと!」。そう言われて初めて、おカネにつなげて考えていない自分を覚った。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(