LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年12月17日(水) ものいう直観力
−『
易経』音読のためし−
2025年12月17日 60.節 「誘惑をしりぞけよ」
2025年12月17日(水) 曇
今日は午後から雨になるらしい。夕方にあがるマークになっているけど、事務所を出る時にはやんでほしい。気温は11月並み、来週月曜は「冬至」だけど、15℃前後の予報。年末感がうすい。
―おさらい独習 「六十四卦」― 12.否
「ひ」、11.泰とは逆に、なにかも行き違い、背き合い。翻訳者たちによってつけられたタイトルが「時代閉塞の現状」。
卦辞には、「小人が世を否(ふさ)いでいる状態。君子が常道を守ろうとしても妨げられてうまくいかない」。
小人(しょうじん)は、LYK流「いい人」の定義でいえば、「われ先に」の人、君子はそれを慎む人。
解説に、「閉塞状態を打開するために真剣に現実に立ち向かわねばならない。各爻の辞はそのためのヒントを提示する」。
さて、この「否」の事象を身近に引き寄せ、考えて、
(事象) ポピュリズム。1945年から50年を過ぎた1995年から時代は新ステージ、それも30年、圧倒的格差が大衆を駆り立てる
(心得) 「一線を画す。庶民・生活者として社会性を保ち、自分の現実的な利益を声高にさけばない」
(構え、パノラマ)
一、動じない。同じような価値観の人たちとの関係を保ち、恩師・恩人の教えを守っていけば、道がひらける
二、信念を守る。信念がなければ恩師・恩人にならい、信念あればそれをけっして曲げてはいけない
三、目先の利益をとる。人の目にも、「恥も外聞もない」となる
四、恩師・恩人に従って行動する。閉塞を打ち破り、想うように事が運び、関係者ともども喜びあう
五、状況変化を見極める。「もっとも貴重な情報は流れの変化にある」を心する
六、先を読む。現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備する
以上、「否」のおさらい。続きは追って。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(