LEE'S リーズ
- 「先を読む」のために -
「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。
年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。
巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
2024年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉
![](00essaisvoice.jpg)
・2024年7月26日(金) 日常の中に哲学
・2024年7月25日(木) 宿命はせおっても
・2024年7月24日(水) 「思うツボ」にハマらない
・2024年7月23日(火) ジレンマを飛ばす外からの風
・2024年7月22日(月) 酷暑を手なずけ、よい準備を
2024年7月26日(金) 晴れ
暑さに少し慣れた感じはするが、危険な暑さが続く。NHKのサイトに「お得なエアコンの使い方」が紹介されたいた。温度をあげたら、風量を強くすると体感的に涼しくなるとか。ざっそく昨夜試して、“たしかに”。
― 「精神の顎」 ―
小学生で『地球の地質学』(創元科学選書)と『天体と宇宙』(山本一清)を読み、「この二冊の堅い本を読み砕いてゆくのは私の〈精神の顎〉にとって一種の快感であった」という「中井久夫」。
そんな感覚の足元ぐらいは何度か経験している。昔は背伸びして本を読むのが若者の手習いみたいなものだった。個人的には、自分を叱咤激励しながらドストエフスキーを読んだのが印象にのこっている。
この時は顎を働かせるより前に口の中が一杯でどうにもこうにも砕きようがないといった感じ。ときどき頭をふりふり、目をぱちぱちさせ、文庫本にむかっている自分がみえる。快感まではいかなかった。
やはり自然に気がむくもの、好きなものの範疇で堅い本であったときに精神の顎がよくはたらき、快感にもなるのではないか。2010年から3年ほど独学した時、快感というか開眼というか、知ることの心地よさを実感した。勉強の内容が自分にとってすごく馴染むものだった。
「わからないものに関心を集めているときには既に情的にはわかっている。情的にわかっているものが知的にわかる。それが発見」(岡 潔)。
なぜかしら関心がむく、馴染む、好む、そういったものが人ごとにあって、それを探究できれば、『好きこそものの上手なれ』、堅いもの、歯が立たないことにもアプローチできる、する。
それにしても、「精神の顎」とは、絶品の表現。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(