LEE'S リーズ
- 「先を読む」のために -
「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。
年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。
巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
2024年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉
・2024年9月6日(金) 時間的、精神的ゆとり
−『
数学する人生 岡潔』−
2024年9月7日 1-16 芭蕉
2024年9月4日(水) 晴れ
朝一番からよく晴れている。ようやく朝晩はしのぎやすくなってきた。9月に入ったし、そうでなくっちゃ。7日は「白露」。
― こころと情 ―
目は脳の一部が出ているようなものといい、手は脳と一番つながっているという。漢字もスマホで簡単に調べられるけど、視ただけでは意味を身心で捉えられないので、これぞという漢字は必ず手書きする。
先月から『数学する人生』を再読していて、今さらながら、「心」や「情」を調べてみた。日常的によく使われ、誰でも知っているつもりになっている漢字ほど、あらためて感心すること多し。
「こころ・心」の説明には4項目あり、第一の項目はさらに10に分けて説明されている。たとえばその一つには、「自分と異なるものを認め受け入れる余裕、度量」。
「情」には7つの項目があり、第一に、「物に感じて動く心の働き。感情」、第二に、「他人に対する思いやりやの気持ち。なさけ。人情」と続き、第4には、「意地」もみえる。
『常用字解』(白川静)には、『礼記』に「情は学ばずして能くするもの」とあるそうで、つまり才能であると解釈しているとか。
「岡潔」の話では、人間らしい情は赤ん坊にみえ、「大人になるとそうはいかなくなる。その主な理由は、自己中心の濁りですね」。この〈自己中心の濁りですね〉が、静かに心をさす、耳にのこる。
詩は読み終えることがないという。『数学する人生』の「第一章最終講義−懐かしさと喜びの自然学−」は、詩だ。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(