LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年7月11日(金) 自我から自然へ
−中井久夫『
最終講義』−
2025年7月11日 あとがき・テーマとの遭遇
2025年7月10日(木) 晴れ
今朝は風があった。雲のない青い空。子どもの頃の夏休みを思い出した。暑さがおだやかだった、今にくらべると。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(2)
『PAの軸と訓』 10
真に心におもうことで独立したなら、公私の垣根は無いか、かなり低い。「お盆休みはいつからですか?」と尋ねられて返答にこまる。
もちろん定年の概念はない。先日6年ぶりに会った知人も、独立して同じぐらいの年数、「死ぬまでやる」と言っていた。
言い方と意思の持ち方は違うけど、イメージは通じる。LYK流PAを自問しながら、自然に最期の瞬間が訪れる。
ワークとライフが一体化しているのと、LYK流PAの精神からも、「顧客」の捉え方は一般的なものとは少し違うかもしれない。
ともかく仕事上での出会いも、プライベートでの出会いも区別がない。出会いとして同じで、あとは縁があるかどうか。
縁につながるのは間違いなく『類は友を呼ぶ』にあたる人なので、人生そのものにおいて、重みが増す。
だから個人的には、顧客以上親友未満でいえなくもないが、少し違う気がする。朋友と盟友をかけあわせ、盟朋?
それはさておき、あなたのPAもまた「顧客」を超えているはず。ひょっとすると生涯ご縁の続く場合だってある。
中井久夫先生が治療者にむけて「患者に畏敬の気持ちをもつこ慢性患者を慢性患者とみなすのを止める」よう説いていた。
そうすればいろいろなものが見えてきて、治療のための隠れた芽に気づくと、『最終講義』の中で話されていた。
これにならう。PAは顧客を、「顧客」であるけど、その背景・土台は豊かな自分史をもつ一人のパーソンと捉える。
で、第五の訓。「踏みこまず時に踏みこみ、立ちいらず時に立ちいり、顧客とコミュニケートする」。まずはこうしよう。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(