LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2026年3月5日(木)啓蟄 ニュースへの反応
−『
精神医学的面接』音読のためし−
2026年3月5日 3-92 話題移行の三法
2026年3月7日(土) 晴れ
気温は低いけど、さすがに陽ざしが暖かい。寒さはあまり感じない。まもなく春本番、月末からぐっと気温が上がるとか。今年も短い春のよう。
―おさらい独習 「六十四卦」― 33.遯
「とん」。解説によれば、「遯とは、のがれ退くこと。運気が衰えて、時流われに味方せず
」。付けれたタイトルは「一歩後退」。
だから、「こういう時には、さっさと退くのが最上の道である。卦の形は、上にあるものが隠遁することを示している」。
解説の結びは、「力まかせに切り抜けようとせず、衰運の過ぎるのを待つことだ」。
原文卦辞の出だしは、「遯の卦は、遯(のが)れ隠れてこそ、道が開ける
」。
君子の心得を説く「大象」には、「君子はこの卦象をみて、憎むことなくしかも厳として小人を遠ざけるのである」。
さて、この「遯
」は、隠遁に通じると思うけど、「遁」とどう違うのか。ちょっと調べてみた。
隠遁の遁は人生における退き方、「遯」の方は時勢における退き方、とか。こうしておさらいすると、やっぱり勉強になる。
そこでこの「遯」は、「開店休業」でいかがなものか。
(事象) 開店休業。利益目標達成を過度に重視する趨勢、そこに組みせず、自分の充電期間と超然とかまえる
(心得) 自分の精神性を守る。『長い物には巻かれる』、『勝ち馬に乗る』ようなことはしない
(構え、パノラマ)
一、みだりに動かない。静止を維持すれば災いもない
二、志、信念を貫く。その姿勢がいずれ人々からの信頼につながる
三、弱気になる、精神的に疲れる。思いがけない大きな仕事のチャンスがあったとしても、辞退するのが賢明
四、身をかわす。時勢が自分に押し寄せてもうまく身をかわす
五、ブレない。一貫して自分の姿勢を保つ
六、超然と構える。時代の風潮に平然として、自分の道を究めれば万事順調
以上、「遯
」のおさらい。昨年の今の時期、「小林秀雄」にすこしハマっていた。昔の講演録音をYouTubeでずっと聴いていた。
講演の中で「ご隠居」の話があった。老人の成熟した精神性をもっと褒めるべきではないかと。
隠居という言葉は英語にはないらしい。曰く、「ご隠居は、まわりにけっこう馬鹿になれているけど、でも、皆から頼られている」。
そして「逸民」という言葉が出てきた。曰く、「馬鹿な君主に隠れて大事なことをしている」。
「社会からは逃げず、まちに沈む。それは横丁の隠居に通ず。尊敬される所以である」。
なるほど…と思った。この「遯」を昨年読んだとき、このことを思い出していた、「開店休業」となったけど。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(