LEE'S リーズ
- 自分の軸をすえて -
自分の守りたいものの究極、それが〈自分の軸〉にあたると考えています。無理なくできて、無理もできる役割、それが〈自分ならでは業〉だと考えています、組織の中にいても、外にいても。
今年はAI実用元年にあたりそうです。社会生活の劇的変化の入り口にさしかかりました。気をぬいていると、翻弄されかねません。
自分の軸をすえ、強い風が吹いて、四方八方に向きを変わっても、けっしてブレず、自分ならではの業を果たしながら、前へ進む。
これからもそうしていきますし、そうしていこうとするあなたに、いつでも良い働きかけができるよう、2023年度も努めてまいります。
2023年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2023年6月1日(木) 8-2「強烈な思い込み」
・2023年5月31日(水) 8-1「願望思考が尽き果てる」
・2023年5月30日(火) 7-5「繊細な工芸の国から」
・2023年5月29日(月) 7-4「頭の中から日本中に」
2023年6月1日(木) 晴→曇り
昨日の夕方一気に晴れた。今朝一番もすっきりと青空がひろがっていたが、少しずつ雲が出てきた。夕方には雨になる予報。今日から6月、あっという間に時間がすぎる。
− 「解放感!」 −
ケータイを見ながら行先に迷っている人を街なかで見始めた時、“仕事の事前準備や段取りの長けた人はたぶん減っていくなぁ…”と思った。
電車内の光景が下向く人ばかりになり始めた時から、工事中のビルやや現場はなるべく避けて通るようにしている。
「こんな風にじっくり自分のことを話したのは今日初めて!」と帰り際に来訪者が晴やかに言った1995年から、〈話せる〉相手や場はけっこう希少なのだと覚るようになった。同じようなことをつぶやく人が少なくなかった。
そう簡単には話さない、話せない。生活文化がそうなっているらしい。今の若い人もその度合いがもっと強くなっている様子。たぶん本人も意識しないほど、心理的なストレスがついて回っているのではないか。
もちろん大人もそう。ある人は「飛行機が離陸した時のあの解放感!」とさけんだ人もいる。海外旅行で日本を離れる瞬間にいつもそう感じるそう。あなたもそうでしょ?と同意をもとめられた。
こちらはポカンとして「…いえ、そんな感じはないですね…」と言うと拍子抜けしたような、ちょっと落胆したような、意外そうな表情をみせた。ひょっとすると、このことで距離を感じられたかもしれない。
別なある人は、旅行で訪れたアジアのある国が、“わたしの居場所はここ”と感じた。ここで生きるか…、でも、たぶんあまりに居心地が良すぎる、それはいけない。戻って生きる、それが修業になる、と考えたとか。
そんな話を聴く。相手からすれば、話せる人がいる。たぶんこれが大事。極少でも、いてこそ、ときに、「解放感!」。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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