2021年3月30日(金) 今年のテーマ

 −〈頭を空にする〉はじめり年−

 「自分の人生は2020年で終わり、2021年からは人のための人生、10年前からそう考えていたんですよ」。

 そういうと、「これまでも人のためにやってこられたじゃないですか」と返していただく。そう見てもらっていたなら本望です。

 別な人は、「普通とは逆ですね、大抵の人は、これからがわたしの人生!というのに」。

 なるほど人と逆か…。考えてみればそうです。「わたしは何者か」と自問してやってきましたが、その分、〈自分を生きる〉ことができてきたわけです、「不安定」は付きものでしたが。

 それなりに自分を生きてきたので、人のために生きるというのも、自然の流れです。

 『自業のすすめ』でも、終わりは、〈頭を空にする〉を勧めました。今年はその始まり年。

 2年前にわたしを例えるとすれば、「メアリー・ポピンズ!」と言ってもらったことがあります。

 これを支えに、これからも、無理はせず、でも努力は続けて、「メアリー・ポピンズ」なパーソナル・アシスタントにつとめます。 
 

仕事歴:2021-2022年3月 



 まもなく新年度、今年もこのページを更新する時期になりましたが、まさかまた世界的歴史的事態に遭遇するとは思いもよりませんでした。ロシアによるウクライナ侵攻です。3月21日付日経「核心」に論説委員長が次のように書いています。

  「秩序の揺れがいずれ収拾に向かうのか、あるいは中長期の混乱の時代に突入するのか。何が変わり、何が変わらないのか。しっかりと目をこらしていきたい」。

 まったく同じ心境です。まだ「侵攻」は続いています。しっかり目をこらしていきたいと思います。(2022年3月29日更新) *2021年度の「仕事の履歴」PDF


寸録(セミナー等記録)


3月26日(土)オンライン「本の持ちより会」(女性チャレンジ応援拠点)

今回はゲストとして参加した本のミニサロン。本の〈持ちより〉というのがハードルのようで、参加者はいつも少ない。でも参加するといい会話ができて、たのしい。本の紹介からエピソード、そして個々人のいろいろな話に発展するのです。来年度も続けてほしいミニサロン、趣意はちょっと刷新した方がよさそうですが。


3月12日(土)女性チャレンジ応援拠点」の「拠点ゼミVol.4

 朝からよく晴れ、春本番の陽気、ただし花粉が非常に多く、街の風景が白っぽい。それでも参加者のみなさん、どなたも早めに来られ、今年の自分の流れを読みつ、語りつ、新しい年度にむけた自分なりのタスクもチェックできたようで、帰りにはみなさん、意気揚々と春空の下へ出ていかれました。今年度スタートした拠点ゼミも、この日が最終。参加者のお一人が、「次は6月ですか?」。まだ何も決まっていませんが、あれば、テーマのアイデアは一応いくつか出ています。


11月27日(土) 第3回女性チャレンジ応援拠点ゼミ

 今年度3回目の「拠点ゼミ」は、『自分にくる〈兆し〉をとらえる』でした。11/29付の「今日のessais」で話したように、妙な経験をしましたが、受講されたみなさん個々人の流れにふわさしい来年の「計」を立てられるようフォローにつとめようと思います。今回のレジメには、これまで断片的に伝えてきた、わたしのやり方、スタイルをまとめて紹介したのですが、みなさんはどう感じたでしょう。機会があれば尋ねてみたいと思います。

 【2021/12/17追記】 上記の「拠点ゼミ」で、受講者のみなさんへ提供したアウトプットツールについて、フォローアップとして簡単に説明した音声をアップいたします。


 1.『自分ならではのワーク×ライフ略系表』(A4用紙横2枚連結)(記入手順付)

 2.『自業40年図』(A4用紙横1枚)

 3.『自流を読む自業3ヶ年表』(同上)

 4.『(  )年W×Lセルフマネジメント』(同上)

 5.『自分の軸 自分への誓い 自業訓』(A4用紙縦)



9月4日(土)空 プロ講師になろう塾approach2021

 「自分ならではのセミナーを企画して未来へ足がかり!」ということで、今年も開催。限られた時間の中でみなさんよく頑張り、10月2日の発表でまずは一段落。何かしら、自分の中で変化があった人が少なくありません。それが何より。とにかくこれを始まりに、自身の未来をしなやかに拓いていってほしいものです。今年は数年ぶりに「エール」を文書にして、みなさんにお渡ししました。このところ手書きの頻度をふやしているので、奇をてらい、縦書の「訓」を埋め込んで。


8月28日(土) 拠点ゼミ第2回「自分にふさわしい〈アプローチ〉の仕方を考える」

 朝からよく晴れ、厳しい残暑が戻ったこの日でしたが、勉強熱心な女性たちが集いました。自分の業を始めてまもない人、これから始める人、ライフワークや地域活動に取りかかる人。やることは違っても、自分ならではの仕事と人生を探求する想いは共有、話を聴くみなさんの表情も真剣、こちらも話に力が入ります。ときにハードルも訪れり7でしょうが、そういう時にこそ本領が発揮されるもの、今回のゼミがヒントになったならさいわいです。


7月29日(木) 女性チャレンジ応援拠点ニサロン第1回手紙

 デジタルが一般だからこそ、手書きの手紙・はがきはいかがでしょう?という趣旨のミニサロン。個人的なエピソードを交えて、いろいろお話しましたが、他の方のお話を聞くにつけ、これから世にでようとする女性たちの今後の参考にも、もっと手紙・はがきのことを伝えた方がよさそうだと思い立ち、別途、書いて、話てまとめることにしました。8月上旬には「未完自業史」にアップする予定です。


7月3日(土)<自分らしく生きる>応援コラボプリズム」セミナー

 クレオ大阪東館地域出前セミナーとして、「プリズム」のブラッシュアップセミナーに呼んでいただきました。2020年の「プロ講師になろう塾challenge」の受講者の有志の女性たちが結成したグループです。場所は「鶴身印刷所」、昨年初めて知って、一度訪ねてみたいと思っていたところ。プリズムのみなさんの静かな闘志と、場のもつ重厚かつ洗練された空気が、なんともよく合っていました。いい時間だったなぁと感じながら帰路についたのでした。


6月10日(木)&19日(土)「オンライン開室女性チャレンジ応援拠点

 「緊急事態宣言」が6月20日まで延長されたので、ふたたびオンラインでの相談・交流。初めての方・旧知の方、すでに活動を始めている方・未知数の方、話を聞けば聞くほど、それぞれの状況が見えてくるものですが、あらためて本業を際立たせるのは、本業以外の知識や技能、あるいはセンスだと感じました。『創造性を拓く』(早川書房1991年)のなかの、「青天の霹靂を待ってはいけない、勤勉さが必要である」、「わずかな知識はないよりましだが、豊富な知識が何にもまして大切だ」、を思い出しました。


5月29日(土)「拠点ゼミ(オンライン 女性チャレンジ応援拠点

 令和3年度の新しいプログラム「拠点ゼミ」、本来は対面ゼミですが、「緊急事態宣言」中ということでオンラインになりました。今回のテーマは「時流と自流の大局をとらえる」、参加者のみなさんには事前に確認してもらいました、何年に活動を始めて、何年にどういう変化があったか。それらを聞いていくと、今どういう時点にいて、今後どのような流れをたどるかある程度想定ができます。だから今どういうことに臨めばいいかもわかってくるわけで、みなさんには大いにはっばをかけました。よりよく自分の道を歩めますように。


5月15日(土)と20日(木 オンライン開室女性チャレンジ応援拠点)、

 4月末の「緊急事態宣言」により「女性チャレンジ応援拠点」も休室、代わりにオンライン開室が2回実施されました。今回一番こころ動かされたのは、15日に初めて参加された方の過去から現在までの〈物語り〉です。5/16付のessaisにも書いたとおり、本当によくぞ表舞台に出て来られた、「拠点」にアクセスされた。拠点の担当者の方々共々、自分の役目、働きの意義を再認識。未来の飛躍を祈り、何かよい後押しができればと感じたオンライン開室でした。(2021年5月24日)