仕事歴:2023-2024年3月 


 2023年度もまもなく終わります。当年度の総まとめと新年度への準備をする時期になりました。今から5年前、2019年の年初めに旧知の方から、「だれかに例えられるなぁとずっと思っていたけど、わかった、メリーポピンズ!」と言ってもらいました。

 本も映画もみていないので、わかったようなわからないような感じでしたが、このところ、自分でも、“たしかに、そうかも…”。気になった自業家のお店をふらっと訪ねたり、手紙を出したり、メールをしたり…。

他者の方がよく見える、わかることが多々あるものです。 
2024年3月18日 リー・ヤマネ・清実

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寸録(セミナーを中心に、開催・実施のつどアップした記録)


3月9日(土)女性チャレンジ応援拠点の拠点ゼミ」vol.3

 今年度最終のテーマは「先を読む−あなたの未来シナリオは?」。これから春本番ということで、遠くから参加された方もいらっしゃいました。受講されたお一人から翌日メールがありましたが、他の受講者の業の多彩さとパワフルに圧倒されたと書かれていました。外見ではなく、内に秘めた強い想いが表れるのです。実際、人生の大きな選択をした方もいて、発言の言葉に力がこもっていました。4月からの動き注視したいと思います。


3月1日(金) 高槻市立男女共同参画センター『あなたらしい起業の続くワケ

 14年ぶりに高槻市立男女共同参画センターへうかがいました。昨年夏にあった起業セミナーのフォローアップをかねての講座。定員いっぱいの申し込みがあったそうで、みなさん、熱心に聴いていただいように感じました、前で話していて。50分ほど話して、続けて質問に答えるカタチで進めたのですが、「運は、どの程度…」と尋ねた方もいて、さて、わたしからの答えにどれほど納得されたでしょうか。


2月24日(土)夢をかたちにする方法−小説家から学ぶ思考整理のコツ

 三連休のなか日、午後1時から小説家・遠田潤子さん(先生と呼ばれるのは…ということで、さんづけ)をおむかえして、お話をうかがいました。これまでいろいろな場に立ってきましたが、小説家の方の聞き手のお役がまわってくるとは、なんとも貴重な機会でした。テーマはあくまでも夢を実現させたい女性たちにむけたものなので、あえて作品は読まず、プロフィールなどの情報を自分なりに整理して本番にのぞんだのでした。なんといってもライブですから、事前のすり合わせも直接はしていません。口火をきったその話の流れで、テーマにそって進行したのでしたが、遠田さんには本当によくふみこんでお話していただきました。心情の一端なども自然に語ってくださって、お話をうかがいながら、すごく親近感をもったのでした。当日は定員を超える申し込み、それでも収容90名の会場で著者を話を直接聴けるというのは希少、東京や四国からもファンがかけつけていた。さすがです。


11月25日(土)拠点ゼミVol.2 リーダーシップ

 「女性チャレンジ応援拠点」の今年度2回目の拠点ゼミは「わたしらしいリーダーシップスタイルとは?」でした。今年度は「言うは易く行うは難し」の典型をとりあげてテーマにしていますが、リーダーシップは職位などの「責務」として以上に、対等な関係での「任意」のリーダーシップの方が影響が大きいもの。ギャラップ社の調査で日本は「仕事に熱心」な人が5%しかいないという結果は、日本の生産性が国際レベルからも低い水準にあるのと関係していると観るのはたぶん正しい。いかがでしょう。


11月18日(土) ミニサロン『わたしの好きな本 持ちより会

 この日はクレオ大阪中央館秋のフェスタがあり、「拠点」のミニサロンも盛り込まれ、参加者も過去最大の人数。いま音声で再読している『モンテーニュ』を持参し、みなさんと交流。このサロン初の詩集を紹介された方も、演劇の作家の本をもってこられた方とは、終了後フェスタの休憩室で偶然一緒になり、ランチしながらおしゃべり。おもいがけず、演劇の話ができたのはよかった。学生時代にかなり観劇されたそうで、お互いに話が通じて、盛り上がりました。そういえば、演劇の話をこんな風にできたなのは、初めてだなぁと思ったしだいです。


9月9日-10月7日(土) クレオ大阪東館『プロ講師になろう塾chance2023

10月7日の企画発表会で本編の塾は終了。受講者のみなさんにはくは11月のチャレンジイベントで実践的体験が用意されています。来年の飛躍を視野に、果敢に挑戦してほしいもの。2019年、2020年からコメンテーターのご協力をいただいているお二人と一年ぶりにまた、「一年って、あっという間ですね!」とご挨拶。この塾も2023年度で13期になりました。


8月27日(日)トーク&交流会動きだした私のストーリー

女性チャレンジ応援拠点のイベント、ゲストのお二人は「拠点」の利用者。よく知る仲でもあり、ついつい深ぼりしてしまったのですが、快く応えてくださり、助かりました。サブタイトルの「出会いとチャンスを活かす」のとおり、出会いとチャンスに誘われて動きだしたお二人の仕事と人生の物語、まだまだこれからの展開がたのしみです。


7月9日(日)「女性チャレンジ応援拠点」の『拠点ゼミ第一回

 今年度の「拠点ゼミ」は、『言うは易く行うは難し』をクローズアップ、一回目は「信頼関係をつくる」。まずは30分ほど概説、「信頼」とは、「信頼」に値する人間性とは、「信頼関係」の決め手と〈真相〉について述べて、みなさんに問いかけ。受講者のお一人が、「なによりまず自分自身を信頼できないと…」というお話しあり。根本の根本をしっかり捉えられていると感心したのでした。


5月9日(火) 「孫子」のまとめ

 年初から音読していた「孫子」を読み終え、連休中に「まとめ」も作り終えました、A4で10ページ。独立して30数年、気にはしつつ、そのままになっていた「孫子」。『真説 孫子』で著者が説いていたように、「老子」を一対で「孫子」を読む意義を実感しました。「老子」だけでなく、その他のいろいろな知、一言でいえば「教養」をある程度そなえた上で読むのが「孫子」だろうと思います。いまのタイミングになったのはむしろよかった。ちなみに「孫子」の中で一番印象的なのは第六虚実篇の2で、読み下し文がいい。「まとめ」は以下です。