寸録(セミナーを中心にその他)
仕事ではありませんが、「女性チャレンジ応援拠点」の事業でもあり、参加。これまで10回にはなるこのミニサロン、いつも本を肴に会話がはずみます。もっていったのは、『隣の国の人々と出会う』。すると他のお一人が持参されたのは、韓国作家の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』。なんと原書も取り寄せたそうで。すごい。韓国語を習って、たしか5,6年と言われたと思います。原書を読むほどとは、勉強熱心な方、感心しました。
クレオ大阪中央館4階にある「女性チャレンジ応援拠点」の今年度2回目の「拠点ゼミ」。今朝のessais(同朋の和)で話したように、よい機会がなったようです。さらに旧知の参加者のお一人が自身の未来にメリハリがついてようで、けっこう耳の痛いことを言ってきた者としては、ご本人にもしみじみを言いました、「ほんと、よかった。今日そういうお話を聴けるとは、あなた自身にとって、本当によかったと思う」。当のご本人は、「わぁ、うれしい、初めて褒めてもらった」。そんなことはないと思いますが、知り合って10年ほどなりますから、本当にうれしく感じました。(2024/11/11))
第14期にあたる今年も10月5日(土)に本編が終わりました。受講者のみなさんは大きなヤマのプレゼンが終わって、ホッ、でしょう。今年は終了後に2時間のふり返り会が用意されていたので、受講者のみなさんがどんな想いでこの間を過ごされてきたかもわかって、よかった。7日麻の〈話す〉のとおり、みなさん、立派です。例年最後にわたしからのエールを文書にしてみなさんにお渡ししていますが、今年度はエールレターにしました。初回と2回目の間に書いて、読んでほしいと希望する方はメール添付で提出もらった、『未完自業史』。800字で自身の過去・現在・未来を書いていただくのですが、読みながら、胸があつくなること、しばしば。これらには必ず個別にコメントを返ししているのですが、すごく感激してもらいます。以前の受講者のお一人は、「自分の部屋の目にみえるところにずっと貼っています」という方もいて、本望です。(2024/10/7)
今年度の「拠点ゼミ」は一年をとおして『車座オープンコンサル−時に立ちどまり〈先を読む〉』です。新年度にはいって3ヶ月、年初からすると半分が過ぎたタイミングで、この間の流れを見渡して、秋の収穫をよいものにしていきましょうという趣旨です。初めて参加されたみなさんには、すでに一歩ふみだした先輩たちの話がよい刺激になったようです。と、ゼミ自体はよかったのですが、今朝の〈話す〉のとおり、わたしが大失敗。旧知の受講者の方の心くばりを台無しにしてしまって、本当に申し訳なかった。他に気をとられ、その方の声かけを聴きとれず、あとで気づいて反省。
2024年度もコーディネーターとして、休館日以外の水曜日午後6時から8時までの開室を担当します。『ご案内・相談』のページにも書きましたが、ここはなかなかいいスペース。ロケーションのもつチカラもあって、居合わせた人どうしも自然に会話が進むし、たぶん友人どうしでもあまり話さないだろうことを聴かせてもらいます。ですからアドバイスもある程度は的が合う。けっきょくのところ、答はご本人の中にある、ということですね。
2月19日に読みはじめ、今ようやく「世界の索引と徴候」に入ったところです。音声・音読はすっかり朝のルーティンになりましたが、この習慣ができて本当によかった。「コロナ禍」で得た二つの産物の一つです。決定打は、2022年8月に始めた『老子』の音読。その後『孫子』、『中井久夫』、『モンテーニュ』、そして再び『中井久夫』。何げなく読んできていますが、じわじわを心身にしみ込んだいったのだと思います、この3月にパッとまた少し自分に開眼することがあって、今年度の仕事のテーマにつながりましたから。